人間関係

えっ、これだけ?パートナーが笑顔になる魔法のコツ

先日、婚活中の会社の同僚と電車で帰る途中、ちょっと素敵な話を聞きました。
彼氏さんが今月お誕生日なんだそうで、「何をしたら喜んでくれるかな?」って、すごく真剣に悩んでいたんですね。

「誰かを喜ばせたい」って気持ちがあるとき、“ちょっとした工夫”で、相手って笑顔になるコツがあるんです。

今日はそんな、パートナーが自然と笑顔になる“魔法のコツ”を書いていきます。

人はみんな、それぞれ違った方法で愛を受けとる

人が愛情表現をするときには、だいたい5つのパターンがあります。

① ギフト(プレゼント)
お金を使って、バッグなどのモノやお花を買ってあげるなど、「プレゼントすること」で愛を伝えるタイプ。

② 肯定的な言葉
「好きだよ」「愛してるよ」など、ポジティブな言葉で気持ちを伝えるタイプ。

③ サービス行動
料理をしてあげたり、掃除をしておいたり。予約を代わりに取ってくれる…など、行動で示すタイプ。

④ クオリティタイム
一緒に過ごすために予定を空けてくれたり、わざわざ有休を取ってくれたり。「あなたと過ごす時間」に価値を置くタイプ。

⑤ 身体的な接触
手をつなぐ、ハグする、キスする…など、“触れ合うこと”で愛を感じるタイプ。

この5つのうち、人それぞれ“特に愛を感じやすい上位1〜2つがあります。

これは、まさに言語と似ています。

たとえば──
相手が日本人だったら、「愛してるよ」と日本語で伝えるのが一番伝わりやすいですよね。
「I love you」でも伝わるかもしれないけど、ちょっとニュアンスが違うかも。

でも、相手がイタリア人人だったら?
「愛してるよ」って日本語で伝えても、意味が伝わらない。
「ティアモ」って伝えた方が、きっとグッとくると思います。

それと同じで──
相手にちゃんと伝えたいなら、“その人にとってわかる言語”を選ぶことが大切なんです。

愛の“言語”が違うと、すれ違いが起きます。

たとえば・・

プレゼントで愛を感じる彼女に、いくら「好きだよ」と言葉で伝えても、
「全然プレゼントくれないじゃん。本当に好きなの?」と受け取ってもらえない。

「一緒にいるだけで幸せだよ。それだけで十分」と思ってる人に対して
せっせとプレゼントを用意しても、相手には伝わらず、
「もっと喜んでよ!」「えっ、そんなに嬉しくなかったの?」なんて誤解が生まれることも。

こんなふうに、
お互い愛情はあるのに、言語が違うだけでズレてしまうことってよくあるんです。

ここで大事なのは、自分と相手の“愛の言語”を知ること
まずは、

自分がどのタイプで愛を感じるのか?
相手はどのタイプで愛を感じやすいのか?

この2つを知ることが、とても大切なんです。

たとえば、
相手が「クオリティタイム」タイプなら、
一緒に過ごす時間をちゃんとつくってあげることが、愛を伝える一番の方法。

逆に、自分が「サービス行動」タイプなら、
「こういうことをしてくれると、すごくうれしいんだ」って素直に自分の“愛の言語”を伝えてあげるのも大事なこと。

お互いの“言語”を知って、それに合わせて伝え方を工夫していくことで、愛情はもっと深く、しっかりと届くようになります。

ちょっと面倒に感じるかもしれないけど、相手に合わせて言葉を選ぶって、すごく優しさのあることだと思うんです。

たとえば、
イタリア人に「愛してるよ」って伝えるとき。
あえて「Te amo(テ・アモ)」って言ってあげたら、きっと心に響きますもんね。

その人に届く“言葉”で伝えること。
それが、ほんとの思いやりじゃないかなと思います。