人間関係で最もやってはいけないこと

人間関係で悩んでいる人ってとても多いと思います。

アドラー心理学で有名なアドラーさんも「人間の悩みは全て、人間関係である」と断言しているくらいです。

今回はその中でも、恋人・夫婦関係・家族といった、とても身近な人間関係にフォーカスをしていきます。

（よくやりがち・・笑）

なぜかというと、理由は2つ。

それぞれ解説していきますね。

①他人をコントロールしようとしている

察して欲しいとは、「私が求めていることを、言わなくても先回りして行動して欲しい」ということです。

・・そりゃ、上手くいくわけないですよね。ジコチューです。笑

相手がどんな行動を取るかは、相手が選択することです。こちらはコントロール出来ません。

②コミュニケーションの放棄をしている

言わなくても察して、行動して欲しい。ということは、あなたとはコミュニケーションをとりませんよ。でも、私の為に求めていることをやってね。ということ。

つまり、「あなたとは、コミュニケーションをとりません！」と宣言しているようなものです。

あまりコミュニケーションをとってくれない、話してくれない人とよい関係を築くのって難しくないですか？？

なので、「察して欲しい」をやってしまうと、関係が上手くいかない事の方が多くなります。

では、どうすればいいのか？

答えはシンプルで、「自分がやって欲しいことを、ちゃんと言葉で伝える」です。

「私は、こうして欲しいんだ。」と、伝えると意外とすんなりいくことって多いです。

少し勇気を出して言ってみたら、案外なんでもなかったって経験、ありませんか？

”察して欲しい”は、「こんなことを言ったら自己中って思われるかな」「こんなこと言うのはあまりよくないかな」と思う時に出てくると思います。

自分がやって欲しいことを伝えるのは、自己中になるんじゃないの？と思う方もいると思います。

結論、伝え方次第で自己中にもなるけど、自己中にならない場合ももちろんあります。

例えば、旦那さんに洗濯物を畳んで欲しい場合。

「洗濯物を畳めよ！」といった命令だと、相手の行動をコントロールしようとしていますよね。言われる側も気分はよくないはずです。

「洗濯物を畳んでよ」と伝えたものの、「NO」と返事が来た時に、「いいからやってよ」と、NOをYESにひっくり返そうとする。

これも、相手の選択権を奪って相手の行動をコントロールしようとしています。

相手に「洗濯物を畳んで欲しいな」と伝え、どちらを選択するかは相手次第なので、決定権を相手にちゃんと委ねることです。

イエスなら万々歳だし、NOだとしても、相手の選択を１度受け入れることが大切。

じゃあ、NOばかり言われるの受け入れろというんですか・・？という声が聞こえそうですが（笑）

そうではなく、お互いに折り合いがつくところを見つければいい。

明日やるから今日お願い！や、おこずかいあげるから！とか。

やっぱり、普段からコミュニケーションをとっておくことが大切です。

相手のことを理解出来ていると、相手の選択も受け入れられるということは結構あります。

身近な人ほど、相手のことを全部わかっているつもりになりやすいです。

でも、人間って１日の中でこころの変化があったり、家族なら何十年という付き合いがあるけど、考え方や価値観が変わったりするじゃないですか。

その時々によって、どういう状態かを把握して理解しようとする姿勢が大切だなぁと思います。

そのための手段として、趣味や今日あったことなどを話して、色んなコミュニケーションをとっておきたいものですね。

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