今回は、こういった疑問に答えていきます。
本日の目次
- ぐるぐる考えてしまう時に、まずやるべきこととは
- 大切な人と同じように、自分も大切に扱っていますか?
- まずは3回、こころの筋トレをしてみよう【感覚を掴んでいこう】
目次
ぐるぐる考えてしまう時に、まずやるべきこととは
まずやるべきことは、紙に書き出すということです。
人がモヤモヤしたり不安や恐怖を感じる時というのは、それが「得体の知れないなにか」の時です。
紙に書くことで、「得体のしれないなにか」から「それっぽいもの」に変わります。
例えば、ブラックボックス。
昔はTVでよく見かけましたが、あれって何が入っているのかわからないから、怖いんですよね。知っている人からすれば、なんてことないのに。笑
ネガティブなことを考えている時って、だいたい漠然とした悩みが多いです。
そして、人は自分で脳内オバケ(得体のしれないなにか)を作り出し、脳内オバケとセルフプロレスをはじめます。笑
脳内オバケを、明確にするために紙に書き出すんですね。
ちなみに、自分で始めたセルフプロレスだから、もちろん自分で止めることが出来ます。
紙には、なにを書けばいいの?
どんなことにモヤモヤしたのか?なぜモヤっとしたのか?を、そのまま自分の言葉で、紙に書き出していきます。
- 「〇〇だよね」と言われて傷ついた
- 相手は悪気なく言ったんだろうとは思う
- けど、なんか嫌だった
- そう思う自分ってこころが狭いんじゃないか?と思った
- 本当は「〇〇」と思っているんじゃないかと思う
- 〇〇と言う言葉が引っかかる
- こんなことで、モヤモヤしている自分が嫌だ
こうして紙に書いていくことで、ブラックボックスの中身、つまりオバケの正体が、それっぽいものになって、モヤモヤの正体がつかめてきます。
大切な人と同じように、自分も大切に扱っていますか?
あなたは、自分を大切に扱っていますか?
自分を大切に扱うというのは、大切な親友や家族に対してやることを、自分にもしてあげることを指します。
みんな、自分のことになると厳しくなりがち。
自分にも優しくして、大切に扱うことで、こころに余裕ができ、メンタルもより安定します。
上記の続きで、紙に書いたものを見て、親友(または家族)だったらどんな言葉をかけるのかを、書き出していきます。
- 「〇〇だよね」と言われて傷ついた→それは傷つくよね
- 相手は悪気なく言ったんだろうとは思う→うん、本当に悪気はなかったんだと思うよ。
- けど、なんか嫌だった→そりゃ、嫌だよね
- そう思う自分てこころが狭いんじゃないか?と思った→そんなことないよ。私もそう思っちゃうもん
- 本当は「〇〇」と思っているんじゃないかと思う→それは、わからないんじゃない?
- 〇〇と言う言葉が引っかかる→言われたら、気になるよね
- こんなことで、モヤモヤしている自分が嫌だ→そんなこと言われたら、誰でもモヤモヤするよ
…といった感じでしょうか。
紙に書いたものを見て、親友がモヤモヤしていたら、どんな言葉をかけるのか考えてみましょう。
大切な親友に向かって、「そんなこと気にしてるあんたは、ダメ人間だね。」「器が小さすぎるよ。」「性格悪いから、言われてもしょうがないんじゃない?」なんて、否定や侮辱するような言葉をかけるような人は、読者さんにはきっといないはず。笑
しかし、自分にはヒドイ言葉を浴びせてしまいがち。
親友に対して出てきた、優しい言葉を自分にもかけてあげてみましょう。
まずは3回、こころの筋トレをしてみよう【感覚を掴んでいこう】
筋トレと同じで、繰り返しトレーニングをすることで、メンタルは鍛えることができます
上記の方法を、まずは3回やってみましょう。
3回というのは、低すぎず・高すぎない回数です。
3日坊主、いや。1日坊主なんてことがある私には「まずは3日」なんて、めちゃめちゃハードルが高いのです。笑
3回なら、1日3回でもOK、1週間で3回でもOKです。
こうやってハードルを下げ、余裕を持たせておくと、継続がしやすいです。
3回出来たら、また3回・・・と繰り返しやっていくと、だんだん慣れてきます。そうやって、感覚をつかんでいきます。
私がいつも失敗するパターンは、「よし、毎日やろう!」と意気込み、2日目にはもう出来なくて、落ち込んでやめる・・・。
そもそも、ヒトは変化を嫌う生き物なので、急に毎日出来る方がオカシイわけです。
なんなら、このブログが読み終わった後に、とりあえずの1回でもOKです。
まずは3回、こころの筋トレをやってみてくださいね!