栄養のはなし

あなたの血糖コントロールがうまくいかない理由

この記事では、実際にクライアントさんの改善事例を例をもとに、書いていきます。

 

まなみ
まなみ
血糖コントロールを日々意識していますが、なかなかうまくいきません。どうしたらいいのでしょうか?

 

といった疑問に答えていきます。

 

結論としては、

①補食を見直すこと
②炎症が無いかを確認すること
③完璧主義を手放すこと

 

この記事で、それぞれの詳細を深堀していきますね。

 

本日のもくじ

  • 血糖コントロールがうまくいかない場合、まずは補食を見直すこと
  • 「自覚のない火事(炎症)」があると、うまくいかないって話
  • 血糖コントロールがうまくいかない人には、完璧主義の傾向があるよ

 

こんな感じで書いていきます。うまくいっていないという人は、最後まで読み進めていってくださいね。

 

血糖コントロールがうまくいかない場合、まずは補食を見直すこと

血糖コントロールを一生懸命やっているのに、全然よくならない…。って人は、まずは補食でのタイミングを見直してみましょう。

 

実は、補食のタイミングが遅く、すでに低血糖が起こっている!ってパターンは結構、あるあるです。

 

補食は10時、15時をお勧めしていますが、30分~1時間くらい早めにとってみるといいでしょう。

 

例えば、朝食が6時台なら、9時ごろに軽い補食を入れてみる。

 

お昼が12時で、15時にはもう疲労があるなら、14時~30分には1口程度、食べてみる。

 

といった感じで、本当に少量で構いません。

 

実際に私も、7:30に朝食で、9時、11時に補食を食べることもあります。

 

血糖コントロールがうまくいかないって人は、補食の時間を少し早めてみてくださいね。

 

「自覚のない火事(炎症)」があると、うまくいかないってはなし

自覚のない火事とは、「慢性炎症」のことです。

 

ぎっくり腰や、捻挫のような痛みがわかりやすい急性炎症とは違い、ほとんど痛みがないので気づきにくいのが、慢性炎症。

 

この炎症があると、インスリンの効きが悪くなってしまうため、血糖コントロールがうまくいかないんです。

 

▽慢性炎症があるサイン

  • 肥満、メタボ、BMI25以上
  • 歯周病や虫歯
  • ストレス
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 加齢

上記に当てはまるものがある方は、要注意です。

 

最近の私の体験談ですが、先日、8か月ぶりに歯医者に行ったら「歯肉炎」と診断。

 

3か月毎にクリーニングをしていた時は、歯石除去に痛みはほとんどなかったのですが、久しぶりの歯医者はめちゃめちゃ痛くて、後悔しました笑

 

歯医者は痛いから行かないという人は、行かないから痛いのかも・・・?

 

 

血糖コントロールがうまくいかない人には、完璧主義の傾向があるよ

クライアントさんたちを見ていると、血糖コントロールをしているのに、なかなか良くならない人の共通点として、完璧主義があります。

 

ここでいう完璧主義とは

  • 完璧を目指そうとしている
  • キッチリやりたい
  • 休む=自分に甘いという価値観
  • 毎回高すぎる目標を立ててしまう人、など

 

こういった人は、自分でストレスを招いていて、セルフ刑務所になっているパターンがほとんど。

 

ストレスにさらされると、コルチゾールが分泌されます。

 

▽コルチゾールのはたらき

  • ストレスからからだを守る
  • 血糖値を上げる
  • 炎症を抑える
  • 血圧を上げる
  • 免疫の調整

 

コルチゾールには、血糖値を上げる働きもあります。ストレスにさらされ続けてしまうと、コルチゾールの分泌が減ってしまいます。

 

▽こんなもの、あなたは当てはまっていませんか?

  • 補食を取り損ねると焦る・落ち込む
  • 補食の時間が少しでも過ぎると不安になる
  • 毎日、体重計で体重を測っている
  • 毎回、ご飯の量を計る
  • 甘いものを食べると罪悪感が出る

 

こんな感じで、生きているだけなのにストレスだらけだと、コルチゾールの分泌が十分にされなくなってしまい、低血糖になりやすくなってしまうんです。

 

上記のような、完璧主義やがんばりやさんは、血糖コントロールの足枷になりやすいです。

 

こちらのクライアントさん。何事も必死にがんばってしまうタイプの方で、低血糖の症状がなかなか改善しませんでした。

 

しかし、自分を満たすということをして、完璧主義手放したところ、からだにも嬉しい変化が!

 

同じような、がんばりやさんのタイプは、自分を満たして、完璧主義を手放していくと血糖コントロールもうまく生きやすいので、試してみてくださいね。