実は、その原因は、自分の本当の気持ちを無視しているからかもしれません。
読者さんの中にも、周りの意見や状況に流されて、自分の気持ちを後回しにしてしまう・・といった経験が一度はあるんじゃないでしょうか?
しかし、そんな時こそこころの声に耳を傾けることで、人生は驚くほど良くなります。
この記事では、こころの声を聞くことで人生がどんどん良くなる理由と、こころの声を聞いて自分らしい幸せを手に入れる方法をわかりやすくお伝えします。
目次
こころの声を聞くと人生がうまくいく理由
1.他人の評価に左右されなくなる
他人の目や意見に縛られていると、ついつい自分の気持ちが後回しになりがちです。
しかし、きちんと自分のこころの声を聞き始めると、自分軸で物事を判断できるようになり、ストレスが軽減します。
自分の選択や価値観を尊重することで、「自分らしさ」を実感でき、自信が持てるようになります。
2.自己肯定感が高まる
自分の心に寄り添うことは、自分を大切にする行為そのものです。
自分に対する深い思いやりの現れです。
例えば、親しい友人が辛い思いをしているときに、「その気持ちを分かってあげたい」と寄り添うように、自分自身にも同じ態度を向けることで、自己肯定感が高まり、前向きなエネルギーが生まれます。
3.周囲との関係が良くなる
心の声を聞くと、自分がどんな人間関係がいいのか、苦手な人はどんな人なのかがわかります。
その結果、相手を過剰に気遣うといった行動やがなくなって、無理のない付き合い方ができるようになり、良好な人間関係が築けます。
こころの声に従うと、人付き合いを選べるようになります。
自分の本音を聞くことで、「この人とは無理に付き合わなくてもいい」と判断できるようになって、結果的に自分にとって必要な人との関係に集中できるようになります。
例えば、 「職場の飲み会に参加しない選択をして、自分の時間を大事にしたらストレスが減った。」といった感じですね。
しかし、思考で行動した人間関係は、義務感で続く付き合いなのでストレスも大きく長くも続きません。
「断ったら悪いかな」と考えて必要以上に合わせてしまうことが多く、時間もエネルギーも消耗。
「本当は行きたくない集まりに参加して、帰宅後にどっと疲れた。」といった経験が一度はあるのではないでしょうか?
こころの声に従って行動することで、自分にとって本当に必要な人やことに集中でき、より満たされた人生を送れるようになります。「行きたくない」「無理をしたくない」という自分の気持ちを大切にすることで、ストレスも軽減し、心地よい人間関係を築くことができるでしょう。
心の声を聞く方法
まずは、他人と距離を取る1人の時間を作りましょう。(ここはマストです!!)
他人の意見や影響を受けやすいと、こころの声がかき消されてしまいます。一人で過ごす時間を増やすと、自分の気持ちに向き合いやすくなります。
1. 紙に感情を書き出す
心の中のモヤモヤや考えを紙やスマホに書き出すと、頭が整理され、心の声が見えやすくなります。
やり方:ノートやメモアプリに「今の気持ち」「やりたいこと」「不安なこと」を自由に書き出す。
書く内容にルールを設けず、思いついたことをそのまま書く。
2. 自分に問いかける
自分の気持ちや考えを明確にするために、質問するように、自分に話しかけてみます。
質問例:本当は今、何をしたい?これを買ったら自分は嬉しい?
「洗濯物を片付けておきたい、でも休みたい・・」と思ったら、本当はどうしたいの?と自分に問いかけます。
こころの声を聞いても、どっちを選択したらいいのかよくわからないこともあるでしょう。
そんな時はハッキリ決まらなくてもよいので、「なんとなくこっちな気がする」程度で良いのでそっちを選んでみてください。
正解を選ぶことよりも、自分で選んだということの方が超重要です。
自分の本音がわからないときは、どうすればいい?
そんな時は、「矢印を自分に向ける練習」から始めてみましょう。
一番簡単な方法は、体の感覚に意識を向けることです。
例えば、私は銭湯が好きで、温冷交代浴をよくやります。そのとき、熱いお湯や冷たい水が体に触れる感覚に意識を集中させるんです。
肌が熱さや冷たさを感じる瞬間、身体がじんわり温まる感じ、血液が全身に巡る感覚――そういった「今、ここ」で感じている身体の反応を丁寧に感じ取ります。
このように、身体の感覚に集中することは、自分に矢印を向ける第一歩です。
繰り返していくうちに、だんだんと自分の内側に意識を向けられるようになっていきます。
自分の気持ちに正直になることで、ストレスが減り、あなたの趣味や大切な家族といった本当に大切なことに集中できます。
まずは、こころの声に耳を傾ける時間をつくってみましょうね。