低血糖 なぜ原因 対策 食後 だるさ
低血糖になってしまう原因って何?
低血糖の対策方法を教えて!
食後に異常なだるさが出るけど、どうしたらいいの?
今回は、こんな疑問にお答えしていきます。
目次
なぜ低血糖になるの?原因はなに?
低血糖を招く、最も多い原因は「精製糖質の摂りすぎ」にあります。
精製糖質をとると血糖値が急上昇します。
通常は血糖値が上昇したら、膵臓からインスリンが分泌され、血糖値を下げて安定させますが、急上昇した血糖値を下げるために、インスリンがどんどん分泌されていきます。
その為、血糖値が下がりすぎてしまった結果、低血糖になってしまう、ということですね。
さまざまな症状を招く血糖値スパイク
精製糖質により血糖値が急上昇→低血糖を繰り返すことを「血糖値スパイク」と呼びます。
血糖値の推移を表すグラフを見てみましょう。
血糖値が上昇した点がとんがっています。
スパイク(トゲを意味する)のように見えることから、血糖値スパイクと呼ばれています。
また、”血糖値の乱高下”や、ジェットコースターのように、血糖値が急激に乱高下を繰り返すことから”ジェットコースター血糖”などと言ったりもします。
毎日、からだがジェットコースター状態では不調が出るのも当然ですね・・・
低血糖にならないために、明日から出来る対策
明日から出来る、低血糖対策がこちら
①糖質の量を見直す
②補食を取り入れる
③食後の運動
①糖質の量を見直す
まずは、血糖値に関わる、糖質の量を見直しましょう
例えばこんなもの
パン、麺、ごはん、お菓子、ジャム、ジュースなど清涼飲料水
1日の食事バランスをみて、不足しがちなたんぱく質が多めになるようにします。
昼食にはお手軽な、ラーメンやパスタのようなものは、糖質:肉=9:1くらいです。
たんぱく質といっても、せいぜいチャーシュー1~3枚程度・・・。
これを例えば
・サバとお味噌汁の定食
・唐揚げ定食
・レバニラ炒め
こういったものに変えるだけで、食後の異常な眠気が、ずいぶんと楽になるパターンはあるあるです。
ちなみに私は、大戸屋で唐揚げ定食を毎回頼みます(笑)
②補食を取り入れる
低血糖の方にはぜひ、取り入れてもらいたいのが10時、15時の「補食」
この時間帯は、コルチゾール(血糖値を上げるホルモン)の分泌が低下しやすいので、低血糖体質の方は、要注意。
オススメの補食はこちら。
①ミニおにぎり
②干し芋
③甘栗
④味噌汁
⑤葛粉ドリンク
⑥ハチミツ
⑦果物
⑧茹で卵
手軽に取り入れやすいものばかりなので、ぜひ10時、15時の補食にどうぞ♪
③食後の運動
食後に運動をすることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
食後の運動は、血液中のブドウ糖が筋肉で消費されることで、血糖値を下げる効果があります。
こんな感じでからだを動かす程度の、軽いものでOK!
・エレベーターではなく階段を使う
・スクワット
・ウォーキング
・踏み台昇降など
食後に運動を取り入れてみましょう!
食後の強い眠気
食後のだるさも実は低血糖の、超あるあるな症状です。
血糖値が急低下することで、脳に供給されるブドウ糖が不足します。すると、眠気やだるさの症状が出ます。
例えば、炭水化物、丼もの、ラーメンなどは特に炭水化物中心なので強い眠気が出やすいです。
これらを、たんぱく質が豊富な定食に変えるだけで、食後に動けなくなるような異常なだるさ、強い眠気などが格段に良くなっていきます。
まとめ
①低血糖を招く、最も多い原因は「精製糖質の摂りすぎ」
②血糖値スパイクは色々な不調を招く
③明日から出来る低血糖対策
(1)糖質の量を見直す
(2)補食を取り入れる
(3)血糖値の上昇が緩やかなものに
④食後のだるさは、”超あるある”
たんぱく質が豊富な定食に工夫しよう
低血糖対策をすることで、ほとんど改善されてしまうパターンもよくあります。
ぜひ、低血糖対策を取り入れてみてくださいね。