栄養のはなし

食べてないのに痩せない理由 やるべき最初のアクション

カロリー制限もちゃんとしているし、間食もしていないのに痩せないのはなんで?痩せるにはどうしたらいいんだろう・・・

 

今回は、そんな疑問にお答えしていきます!

 

本日のもくじ

  • 食べていない人が、痩せないたったひとつの理由
  • ダイエットしたい人がやるべき、最初のアクションとは?
  • ダイエットの誤解!知らないと損する本当の意味

 

 

食べていない人が、痩せないたったひとつの理由

 

食べていないのに、痩せない理由はズバリ、代謝が落ちているからです。

 

「はいはい、知ってますよそんなの。」と思ったあなた!代謝ってどういう意味か、ご存じですか?

 

代謝とは、物質A→物質Bにすることです。なんだか難しくきこえますね。笑

 

栄養学的に言うと、「糖質や脂質をATPに変換する」ことを、代謝と言います。

 

もっと平たくいうと、「食べたものをエネルギーに変換すること」を代謝というわけですね。

つまり、「食べたのもをATPにうまく変換できず、余分なものをため込みやすい状態になっていること」を、代謝が悪いと言っているわけです。

 

上記の図のように、食べたものは、さまざまな工程を踏みながら、エネルギーを作り出しています。

 

代謝が悪い時、この小さな工場や大きな工場が、うまく稼働できていません。

 

食べていない、カロリー制限をしすぎてしまっている人は、従業員不足で、工場がうまく動かず、エネルギーが作られていないから、痩せないわけです。

 

代謝を上げるためには、糖質や脂質、ビタミンミネラルなどの栄養、1日の必要摂取カロリーをしっかりとり、工場を動かせるようにしていく必要があります。

 

 

ダイエットしたい人がやるべき、最初のアクションとは?

 

食べていないのに、痩せない人がやるべき最初のアクションは、1日に必要な摂取カロリーをとり、従業員をそろえていくこと、です。

 

上記にあったように、食べていないのに痩せない人は、摂取カロリーが基準より少なく、工場がうまく回っていないから、痩せない。ということが起こります。

 

まずは、1日に必要な摂取カロリーを、計算していきます。

私はここのサイトをよく使っています。
(※年齢・身長・体重を入力すれば、一瞬で計算してくれます。)

 

1日の摂取カロリーがわかったら、それを目指して、まずは50~100カロリーずつから従業員を増やしていきましょう。

 

最初は、主食・脂質、たんぱく質をしっかり食べることです。

 

糖質は重要なエネルギー源なので、主食は欠かさないこと。オススメはお米です。

 

それが出来るようになってきたら、ビタミンやミネラルなどをしっかりとっていきます。

 

最初は、従業員をそろえるために、1日の摂取カロリーぶんを目指していきましょう。

 

ダイエットの誤解!知らないと損する本当の意味

 

ところで「ダイエット」って言葉の本当の意味を、ご存じでしょうか?

 

そもそもダイエットという言葉は、「生き方」「生活習慣」「食事療法」を意味する、ギリシア語の「δίαιτα」(ディーエター)が語源となっています。

 

「身体を細くする」「体重を減らす」「運動で減量する」という意味は、いっさい含まれていないんですよね。

 

なので、ダイエットは、食事や生活習慣、生き方(考え方)などを見直すこと、なんです。

 

 

余談ですが、頭ではわかってはいるものの、「とにかく早く痩せたい」と焦りが強い方は、「メンタルに問題あり」と考えます。

 

痩せたいという願望の奥底には、「痩せないと、彼から愛されない」「痩せないと、自分に自信が持てない」「痩せていないと、周りから認められない」などの心理背景を抱えているパターンが、結構あります。

 

どうして痩せたいのか?何のために痩せたいのか?

本当に、痩せないと彼から愛されないのか?痩せたら、周りに認められるのだろうか?と、自分を、一度見つめてみるといいですね。